動物の豆知識
オシドリ夫婦といえば、仲のよいイメージがあるのですが、
オシドリの仲がよいのは、ヒナが生まれるまでなのです。
ヒナが一度生まれると、その翌年には、別の相手を
つくるようになるのです。
だから、オシドリは一生を通じて、同じカップルで
すごしていくわけではないのです。
ネコは元来から日本に生息していたものではなく、
ネズミから仏教の経典などの重要な書物を守るために
中国からはるばる連れてこられたのです。
ネコは、1万年前からキプロス島やエジプトなどでは
ペットとして飼われていたようです。
ネコが日本に初めて来たのは、飛鳥時代から奈良時代
だと言われています。
しかし、最古のネコは、すでに弥生時代の遺跡からも
発見されています。
平安時代になってから、貴族の間で人気のあるペット
として飼われるようになったようです。
ネコとは別に、犬はそれよりさらに昔の縄文時代から
日本で人間と共に暮らしていたことがわかっています。
ペンギンは、南極にはいるが、北極にはいません。
また、シロクマは北極にいるけれど南極にはいません。
ペンギンは、北極にはいなくても、ニュージーランドや
南米、南アフリカなど様々な場所に生息しています。
ガラパゴス諸島のようなペンギンにとっても暑く感じる
ような場所にも生息しています。
ペンギンの習性として、仲間を海に突き落として
天敵であるアザラシがいないかを確認する場合が
あります。
ゾウの耳が大きくなっているのは、耳で体温を
調節しているからなのです。
耳には多くの血管が通っていて、この大きな耳で
血液を冷やすことにより、体温を調節しています。
耳をバタバタさせて血液を冷やしているのです。
アフリカの方が、インドよりも木陰が少ないため
アフリカゾウの方がインドゾウよりも、耳が大きく
発達しているのです。
ナマケモノは、食べ物を消化するのに、胃の中に潜んでいる
微生物にしてもらっているのです。
だから、消化するにも時間を要して、1ケ月もかかって
しまうのです。
食べ物は、自分自身がぶらさがっている木の葉を食べています。
木の上ではほとんど動かなくて、排せつも週に1回程度です。
もしも、胃の中の微生物の働きがうまくいかなくなると
たとえ胃の中に食べ物があったとしても消化ができないため
栄養を体内に吸収できなくて死んでしまうのです。
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